なんにもできない私を。




「れーみーっ!購買行こ!」



声のした方を見ると、財布を持ったななちゃんが。



「あっ、ななちゃーん!行く!」



そうだ。ななちゃんに相談してみよっかな。



木原こと気になるし……。



小学校から一緒なら、少なくとも私よりは木原のこと知ってるわけだし!


購買に行ってパンを買い、いつもご飯を食べてる屋上ではなく、裏庭へと移動した。



ここなら、人少ないしいいかも。



軽くきょろきょろして、周りに誰もいないことを確認してから、


さっきの出来事の一部始終を、ななちゃんに伝えた。



「……恋美。ほんとーに、木原がおかしい理由わかんないわけ?」



全部話し終わったあとで、苦笑しながらななちゃんが聞いてきた。



「うん。ぜんっぜんわかんない!

私が原因なのかな……」