何故か、目の前に居た人と目が合った。

何故か、目が離せなくなった。

ここだけ時が止まったように。

動けなかった…

「雛?いくよ?」

「は、はーい!」

栞に呼ばれてまた時が動き始めた、気がしたーーー。