やいのやいのと言い合っていれば気がつけば学校だった。 校庭には大きな人の輪。 「クラス見るためにあの輪に入んなきゃいけないのかよ。」 小百合はげっそり。 『しょうがないから小百合のぶんも瑞葉ちゃんがみてきてあげるよ!!!』 親指を立てて言うあたしに「あーそうしてー。」と手をふる小百合。 こうしてパシられるのにももう慣れた。 ………………あれ?私と小百合って友達だよね?