『それでは、失礼します。』 途中から何も話さなくなった住田和葉をおいて、私は階段に向かうべく背中を向ける。 ----ブーン と、目の前を蜂が通る。 …あ。 『あと、鳥居の横の大きな木、小さいですけどミツバチの巣ができつつありますよ。 参拝客がくるなら危ないと思うので駆除、はやめにした方がいいと思います。』 でわ。 と一声かけて、私は階段を下りた。