絢美ver.
私の名前は神崎絢美!
ショート丈の少し茶髪の髪型、身長は165cmと他の女子に比べると少し大きめ。
細身の長身ときたら、顔も可愛い。
ほどほど高い鼻、目はぱっちり、唇もさくらんぼ色をしている。
そんな美女だということは、もちろん自覚していない。
今日から高校生なんだ。
運命の出会いってやつを期待してる!
っていうのは嘘。 ほんとはバレー部に入るためにこの高校を選んだ。
この学園、松沢学園はいろんな部活が有名なんだ。
たぶんね...。
「あ、あやみーー!」 「玲!」
この子は松沢玲。
みんな気づいたと思うけど玲のおじいちゃんはこの学園の理事長なんだ。
玲は155cmと小さめの身長に、セミロング丈の髪。
これまた美女だ。
「あやみ、クラス一緒だよ!」 「え、ほんと!?」
私たちは自分たちのクラスに行く途中...。
「ねぇ、玲。 なんかすごく見られてない?」
「それはあやみが可愛いからだよ」
「そっか、玲が美女だからみんな見てるんだ!」
「この天然が。」
「ん? なんか言った?」
「なんでもないよ、クラス着いたから席着こ」
「うん!」
今日から始まる学校ライフ!
楽しむぞーー!
やっと1日終わった。
これから部活見学なんだー!
見学って言っても私と玲は今日から参加するんだ。
「先生!」 「おぉ、あやみやっと来たか!」
「お久しぶりです! 今日からよろしくお願いします!」
「期待しとるぞ、エース!」
「もーそんな言い方しないでくださぁい!」
バシーーーーン...。
ふと横を見ると、目を疑った。
綺麗なホーム、高いジャンプ、コースの打ち分け、狙いすべてが完璧。
すごい、あの人...。
「あいつは西島直貴。 お前の1つ上だ。」
「あの人すごい...。」
「今年から2人もエースがいると結果も期待できるな!」
「が、頑張ります」
あ、先輩が集まってきた! 挨拶行かなきゃ!
「こんにちわ! 神崎絢美です、今日からよろしくお願いします」
「松沢玲です、よろしくお願いします!」
「あ、監督から聞いてるよ! 頑張ろうね!」
「「はい!」」
「そろそろ練習始めるから準備してきて」
「わかりました!」
先輩も優しいし、頑張れるかも。
あの西島直貴って人、どんな人なんだろう...。
「レフトー!」
バシーン!
「ナイススパイク!」 「すごいね! レシーブもうまいし完璧じゃん!」
「私なんか全然です...。」
「じゃ、そろそろ切り上げよう」
男子は...。 あ、ちょうど終わる頃だ。
「あやみー、集合するよ」
「あ、はーい!」
結構動いたから疲れたな...。
お腹も空いたし何か買って帰ろかな。
「なぁ」
え、誰。 知らない人だから振り向きにくい...。
「おい、絢美」
それは私の名前だー!
「はい...」
見た目180cmはある身長、顔を見上げて見ると...。
「え、直貴君!?」
「やっと気づいた」
西島直貴って聞いたことあると思った。
知ってるも何もこの人は私の片想いの相手...。
「絢美も今日練習してただろ。 見てた」
「え、見ないでくださいよー!」
「あのさ、ちょっと話いい?」
「? いいですよ?」
私達は近くの公園のベンチに座った。
「あのさ、こんな事突然言ったら困るかもしれないけど」
「なんですか?」
「俺、前から絢美が好きだったんだ。 今度会ったら言おうと思ってた」
「...」
「ごめん、いきなり。 無理なら断っても...」
「...そんなわけないです...」
「え?」
「私も直貴君が好きです...」
「え、まぢ?」
「はい///」
すると唇に柔らかいものが...。
「ん...。」
「ほんと好き、もう離さない」
私も涙を流しながら小さく頷いた。
直貴ver.
勢いで告ったら絢美も好きとか。
こんな幸せなことあっていいのかわかんね。
「これから敬語使わない! あと俺の事呼び捨てな」
「が、頑張ります」
「これからが楽しみだな」
「えっ///」
やべー、思ったより俺、こいつの事好きだわ。
「愛してる」
「私も」
これからどんな生活が待ってるかは
また別のお話。
私の名前は神崎絢美!
ショート丈の少し茶髪の髪型、身長は165cmと他の女子に比べると少し大きめ。
細身の長身ときたら、顔も可愛い。
ほどほど高い鼻、目はぱっちり、唇もさくらんぼ色をしている。
そんな美女だということは、もちろん自覚していない。
今日から高校生なんだ。
運命の出会いってやつを期待してる!
っていうのは嘘。 ほんとはバレー部に入るためにこの高校を選んだ。
この学園、松沢学園はいろんな部活が有名なんだ。
たぶんね...。
「あ、あやみーー!」 「玲!」
この子は松沢玲。
みんな気づいたと思うけど玲のおじいちゃんはこの学園の理事長なんだ。
玲は155cmと小さめの身長に、セミロング丈の髪。
これまた美女だ。
「あやみ、クラス一緒だよ!」 「え、ほんと!?」
私たちは自分たちのクラスに行く途中...。
「ねぇ、玲。 なんかすごく見られてない?」
「それはあやみが可愛いからだよ」
「そっか、玲が美女だからみんな見てるんだ!」
「この天然が。」
「ん? なんか言った?」
「なんでもないよ、クラス着いたから席着こ」
「うん!」
今日から始まる学校ライフ!
楽しむぞーー!
やっと1日終わった。
これから部活見学なんだー!
見学って言っても私と玲は今日から参加するんだ。
「先生!」 「おぉ、あやみやっと来たか!」
「お久しぶりです! 今日からよろしくお願いします!」
「期待しとるぞ、エース!」
「もーそんな言い方しないでくださぁい!」
バシーーーーン...。
ふと横を見ると、目を疑った。
綺麗なホーム、高いジャンプ、コースの打ち分け、狙いすべてが完璧。
すごい、あの人...。
「あいつは西島直貴。 お前の1つ上だ。」
「あの人すごい...。」
「今年から2人もエースがいると結果も期待できるな!」
「が、頑張ります」
あ、先輩が集まってきた! 挨拶行かなきゃ!
「こんにちわ! 神崎絢美です、今日からよろしくお願いします」
「松沢玲です、よろしくお願いします!」
「あ、監督から聞いてるよ! 頑張ろうね!」
「「はい!」」
「そろそろ練習始めるから準備してきて」
「わかりました!」
先輩も優しいし、頑張れるかも。
あの西島直貴って人、どんな人なんだろう...。
「レフトー!」
バシーン!
「ナイススパイク!」 「すごいね! レシーブもうまいし完璧じゃん!」
「私なんか全然です...。」
「じゃ、そろそろ切り上げよう」
男子は...。 あ、ちょうど終わる頃だ。
「あやみー、集合するよ」
「あ、はーい!」
結構動いたから疲れたな...。
お腹も空いたし何か買って帰ろかな。
「なぁ」
え、誰。 知らない人だから振り向きにくい...。
「おい、絢美」
それは私の名前だー!
「はい...」
見た目180cmはある身長、顔を見上げて見ると...。
「え、直貴君!?」
「やっと気づいた」
西島直貴って聞いたことあると思った。
知ってるも何もこの人は私の片想いの相手...。
「絢美も今日練習してただろ。 見てた」
「え、見ないでくださいよー!」
「あのさ、ちょっと話いい?」
「? いいですよ?」
私達は近くの公園のベンチに座った。
「あのさ、こんな事突然言ったら困るかもしれないけど」
「なんですか?」
「俺、前から絢美が好きだったんだ。 今度会ったら言おうと思ってた」
「...」
「ごめん、いきなり。 無理なら断っても...」
「...そんなわけないです...」
「え?」
「私も直貴君が好きです...」
「え、まぢ?」
「はい///」
すると唇に柔らかいものが...。
「ん...。」
「ほんと好き、もう離さない」
私も涙を流しながら小さく頷いた。
直貴ver.
勢いで告ったら絢美も好きとか。
こんな幸せなことあっていいのかわかんね。
「これから敬語使わない! あと俺の事呼び捨てな」
「が、頑張ります」
「これからが楽しみだな」
「えっ///」
やべー、思ったより俺、こいつの事好きだわ。
「愛してる」
「私も」
これからどんな生活が待ってるかは
また別のお話。
