大切な君へ

その瞬間、
ドクッッ!!

心臓が急に痛くなった。

え、なんで?

私は立ち止まり深呼吸をしていた。

ドクッドクッとしばらくした。

美夕南がしゃがんでいる私に気がついたのか走ってちかずいてくる。

「望花?大丈夫?」

「あっうん。」

と答えながら美夕南の顔を見るために顔を上げると目の前が真っ暗になった。


あれ?