大切な君へ




よーし!張り切って走るぞー!



皆が2列になって並びはじめた。



「おい!女子早く並べ」



友達とかと話しながらやっているからぐだくだになってしまっていた。



「はーい。」




「位置についてー…よーいードン!」



前の子達から順番に校庭の外出5周をして行く。




私たちは身長が高めだから、後ろの方。




「ほら、上の空に言ってないの望花、次はしるよ」



あっもう次か…




「位置についてよーいードン!」





風が気持ちいい



体が遠くにいきそう。


なんでおもっていると、急に苦しくなって来た。


「はぁーはぁー…ひゅー…ひゅー…」


苦しい。

誰か助けて!