大切な君へ




それから又数日がたった日のこと…。



今日は2時間目に体育がある。




あれから数日たったが軽くドクッってなった日はあったけれあれほどひどくなか
った。




「望花?体育やっていいの?」



後ろからジャージに着替えながら美夕南が声をかけて来た。




「あーうん!大丈夫!」



わたしが大丈夫と言った後でも心配そうな顔をする美夕南。




「無理しないでね。なんかあったらすぐ言ってね」


「ありがと!」


ちょうどジャージに着替え終わった私たちは外に出る。


今日は陸上をやるらしい。