「優のことが..好き。」 自分の顔が熱くなるのがわかる。 緊張しすぎて声が震えてた。 優のことが見れなくてうつむいた。 公園は静寂につつまれ、あたりを通る車の音が大きくなったような気がした。 本当は10秒くらいだったのだろうが、私には長く感じた。 「それ..本当..?冗談じゃねぇよな。」 「嘘つくなって言ったじゃん。本当だよ。優は私のことどう思う?嫌いになる?」 逃げ出したい気持ちを押さえて優の目を見る。嘘じゃないって教えるために。