夏のわすれもの

押入れにいすをいれて、足場が安定しない中、やっとアルバムに手が届いた。



ずいぶんと埃をかぶっているアルバム。



丁寧に埃を手ではらいのけ、カバーをはずし、アルバムをめくる。






そこにあるのは、私の成長記録のようだった。


生まれたての私。


まだまだ赤ん坊で、母に抱かれている。


ページをめくると、ハイハイをしながらにっこりと微笑む私。



更にページをめくる。



つかまり立ちをしている私。
一人で歩けるようになった私。
自転車に乗れるようになった私。
入学式。
卒業式。



そのアルバムは、たくさんの私の成長で埋め尽くされていた。



保育園のころを、もう一度見直す。



やっぱり、変わんない。