美里家パニック




入学式ということで、体育館は暑苦しいほど人でいっぱいだった


みおとは同じクラスだった


長い校長の話も終わりクラスに戻った


「疲れたねー」


隣を歩くみおがひめなの顔を覗き込みながら言ったら背伸びをしていたひめなが


「ね〜、
話もつまんないし、」


そう言い苦笑した


すると今朝と同じように後ろから


「あぁ~
まじクソつまんなかったー」


「おっ、
みおはっけーん」


「騒いでたらぜってー怒られるって、」


なんて会話が聞こえてきたので後ろを振り向くと一人の女の子と二人の男の子がいた


みおはその三人を見て


「あ、
そっかあんたらもここ受かってたもんね
姿が見えないからいないのかと思ったー」


なんて言って笑ってる
?マークを付けて困っていたらそれに気づいて


「ごめんごめん、この女は源美夏
右の男が中野楓、左が麻野李也って言うの
私の幼なじみ?的な人達よ」


そう言うとみかさんが


「よろしくね
で、お名前は?」


そう手を伸ばしてきたので


その手を取りながら


「美里姫那です。
この学校に知り合いがいないので仲良くしてくれると嬉しいです」


そう言うと中野さんと麻野さんも


「かえでで良いよ」


「俺もりやでいいよ」


そう言い握手を求めてきたので
手を取った


友達ができたことに嬉しさを感じていると
急に電話がなった