「はぁー」


休み時間、深いため息をつくと


ゆうすけ、スウハ、けん、きょうがひこなを見てえわーと言う顔で


「ため息なんてつくなよ
しかもあからさまに」


「どーしたー?
なんかあったのーん?」


「電話、誰だったの?」


「どーでもいいけど今日、菓子くれる約束だろ」


思い思いの事を口にした


ひこなは悪口を気にも止めない様子で


「双子の妹が俺から離れてくよ〜」


と、嘆いていた


4人は
は??
と言う顔でどーでもよさそーにその場を去ろうとした


するとひこなは


「待ってよー
慰めてー
昔はお兄ちゃんって、よく何かある度に泣いて寄ってきたんだよー?
それが…

はぁーーーーーーー
俺はどーすれば…」