美里家パニック




学校に着くとりやの机の周りにみおとかえでとりみかがいた
私に気づいたみおが3人に何か言った
3人は私を見て少し話し合っていた


でも、知らんぷり
本を出して読もうとしたらメールの受信音が聞こえたのでメールを開くと
ひこから


『今日は学校お休みしてちゃんと休んでね』


と、書かれていた
返信はせずに本に目を向けた


急に心臓が痛くなりヤバイと思い本をしまおうとしたら手に力が入らず床に落ちた
その瞬間に皆がこちらを見た


ここで病気のことがバレるのは嫌だ
そう思いながら本も拾わずできるだけ笑顔を作り皆がこちらを見ていないときに教室を出た


どこへ行こうか迷ったが立ち入り禁止の屋上ドア前に行くことにした


到着するとその場に心臓部を抑えながら床にへばりついた
少しホコリっぽかったが気にしなかった


すると何処からともなく四人が現れて

大丈夫?

そう言いながら背中を撫でてくれた


でも、

「ハァハァ、
おね、がい、ウゥ
…ンンン
どっ、か」


行って、と言おうとすると


「無理だな」


そうりやに言われて力が入らない手で叩いた


これが精一杯の抵抗だった


こんな姿、見られたくなかった
やだ、やだやだやだやだ

「来ないで…」

そう言いった瞬間にもっと痛くなり態勢を低くした


「ひめな、苦しいの?
大丈夫?お願い、もっと頼って」
そうみおがいうとかえでが


「話さなきゃいけないことがあるんだ
言わなきゃいけないことが、
お願いだできることがあったら教えてくれ」


「俺達はお前に仲間になって欲しくなかった訳じゃない、
昨日のことを謝らせてくれ」


そうりやも言った


みかは何もなかったがなぜか、背中をさする手はみかなんじゃないかと思った


だんだん和らいでゆく痛みと共に涙が出てきた