一方的に電話を切られて
その後はまた倒れたから保健室に運んでくれた


少し安静にしていたけど家に帰ることにした


『ピーンポーン』


帰ってきてから何時間がたったか分からなかった


重い体を持ち上げて返事をした


「ひなー?俺だよー」


ひこの声がした


鍵を開けると満面の笑みを浮かべたひこがいた