「………」
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皆が黙り、かえでに注目をしていた
フッと笑い紙をこちらに見せながら
「2、3番で一発芸~」
と楽しそうに言った
皆が自分の紙の番号を見た
するとみおとりやが
「うわ、3番だわ」
「まじかよ…
かえでのこと一生恨も」
そう言いながらも二人は楽しそうに命令の一発芸をして座った
そんなのが続いて…
外はすっかり暗くなったころに、
急にみかが、
「ウチ…
やっぱ無理」
少しなまった感じで喋るのはみか独特の喋り方だとか、
で、今の発言で静まり返った
「どうしたの?急にさ、」
みおが聞くと
みからかえでの腕を掴んでひめなを見ながら言った
「耐えられん!
いつものメンバーに今日おおたばっかで、どんな子かも分からへん子と仲良くなんて
できるわけないやん!」
そうだろうと思った
ひめなは昔からいじめられっ子だった
病気で学校へあまり行けなく、
皆がずるだずるだと言っていた

