ありがとう、ばぁちゃん





気づくと病室からみんな出て行ったみたいで


ばぁちゃんの娘だけがいた。





「優愛ちゃん。
もう、泣かないで。

ばぁちゃんはずーっと優愛ちゃんのこと
見ててくれるから。

絶対そばにいてくれるから。

だって、ばぁちゃんは優愛ちゃんのこと
大好きだから。」


そう言いながら顔を包み込んで撫でてくれた。


「ばぁちゃんは、優愛ちゃんのこと
ほんとに大好きなんだよ。

最後にね、優愛ってばぁちゃん言ってたんだよ。

最後の最後まで優愛ちゃんのこと
かんがえてたんだよ。

だから、泣かないで。
笑ってあげて。」