「ど…ちらさまです…か……?」


震える声でそうきく。



「……私と翼は付き合っていたんです。

私の翼を…あんたがとったのよ!!!」



それを聞いて声が出なかった。

やっぱり翼さんにとって望まない結婚だったとはっきりわかる。




私が二人を邪魔した。