悪魔な王子様。

そして今日も恐怖のお昼休み。


「白城さん、今日も一緒に食べるよね?」
 

王子様スマイルでやってきたのは 


神谷くん。


前までは食べよ?とか食べない? 


とかだったのに今は強制的に 


一緒に食べる事にされてて……


毎日毎日一緒に食べる事になってる… 


私も咲耶と一緒に食べたいよ!!


……なーんて言えるわけもなく



私はまた屋上に来ていた


「屋上って寒い!!!
なんで屋上には暖房ついてないの!?」


と私が言うと、
神谷くんはびっくりした様に


「は?屋上なんかに暖房つけても
外に空気流れんだから意味ねぇに決まってんだろ。ばかじゃねーの」
 

「そっか!」


「はぁ…」 


うぅ……


ばかなのは知ってるけど…


「そういやお前さ、好きな芸能人とかいるのか?」
 

「え?そりゃSHINEESLIGHTだよ!
とくに陽くん!」
 

そう言うと神谷くんは
すごくびっくりしたような顔をした


「お前、あんなの好きなの?」


「え?嫌いな女の子なんて
いないんじゃないかな。」