「これは?」


「これはこうだろ。ばかじゃねーの?
ここはこれを代入して計算すんだよ」


くそおおおお
なんで理解できねえんだ!?
まじでばかだ!


「あー!もう啓介まじ嫌。
ばか。くず。ごみ。」


「そこまで言わなくて良くね!?
超ひどいしー直斗は猫かぶりのくせに。」


「うるせーよ。」 


だまれ。ばかにそんなこと言われたくねえ



「えぇええぇええぇえぇえぇえ!?」


は!?
誰かいるのか!?今の会話……聞かれた?


扉の方を見ると
たしか隣のクラスの白城美亜がいた


「誰?何?盗み聞き?どこから聞いたの?」


俺は逃がさないように笑顔で話す


「直斗ーちょっと俺飲み物買ってくるわ」