「佐朱さん!」 呼ばれて振り向くと可愛らしい女の子が。 「はい」 「あの、握手してください!!」 顔を真っ赤にしながら握手を求めてくる女の子が可愛かった。 「えぇ。あなた、お名前は?」 「1年A組のミキです!」 「ミキちゃんか。よろしくね」 手を差し出すとギュッと握られありがとうございました!っと去っていった。 この出会いが、後々大切な出会いになる第一歩だった。