クールで甘ーい彼が大好きです!

「話って?」

私がそう聞くと・・・

「俺・・・双葉さんの事が好きなんだ!だから・・・その・・・
俺と付き合って下さい!」

「伊月君、気持ちはありがたいけど、ごめんなさい。
好きでもない人と付き合う事は、出来ない」

私は、思っていることを全部言った。

「そっか・・・わかった。ありがとな!俺の告白聞いてくれて!」

「ううん!」

なんだ、この人いい人じゃん。
私がこう思っていると・・・

「なんてな。そんなんで、納得するわけねぇーだろ」

「えッ!?」

「告白ありがたいんだろ?なら、付き合えよ!
俺は、この学園に入学してから、ずっと恋乙の事だけ見てた!」

やだ・・・何この人・・・?

私は、後ずさりした。でもすぐに壁にぶつかり、追い詰められた。どうしよう・・・

「逃げるなよ、恋乙~。(ニヤニヤ)」

「いやッ!来ないで!これ以上近づかないで!」

私は、できる限り大きな声を出した。

誰か・・・助けて・・・

「怖がる恋乙も、いいなぁ~!(ニヤニヤ)」

怖い・・・

すると、男の手が伸びてきた。

やだ・・・気持ち悪い・・・

「いやっ!やめてっ!」