Queen of the wild beast

そこで1人の女が目にとまった。



遠くからでもわかるくらいに細く、白い。


膝に埋めていた顔を少しあげると暗闇に染まった瞳が覗いた。



不覚にもドキッとした。



俺が?女に?



…ありえねぇ。




けれどその女から目が離せなくなっていた。



「みつけた…」




不敵にニヤリと笑った俺に凛太が青白くなっていたのなんて気づきもしなかった。