どれだけ時間が経ったのだろう…


私は何分…
いや、何時間アキの胸で泣いたのだろう―…




「落ち着いたか?」


『…うん。…ゴメン‥ナサイ…』


「お前何があっても電源は切るな。」


『ゴメンナサイ…』


「謝ってばっかやんけ!」

『ゴメン‥ナサイ……』


「吉田から全部聞いたで。何で初めに言ってくれへんかってん。」



『……心配…させたくなかった…』


「結局心配さしとるがな!」



『ゴメン…』



「今度からは絶対言えよ!何としてでも俺が絶対に守ったるから!」


そう言ったアキの顔は悔しそうだった。


『うん。』