私はリビングでママとご飯を食べて、ゆっくりしていた。



♪♪♪♪…―



携帯が鳴ったので急いで部屋に戻った。




【着信】ナツ


……ドクン…――


私は少し緊張しながら通話ボタンを押した。


『もしもし…』


「…ナツやけど…亜美……
ごめん。」


『へっ?』


突然の事で驚いた。


「…ちゃんと会って謝りたいねん…今から行ってもいい?」


ナツは少し様子を伺うような言い方だった。



『うん!わかった』



そう言うと電話を切った。





それから30分程たってから兄が帰ってきた。


“ただいま〜”




私はナツが来る事を兄に早く報告したくて玄関へと向かった…―




『…えっ?…何で?』



玄関には兄とナツが一緒に居た。



私はポカーンとしていた…


「まぁ入りや」

兄が言うとナツは微笑みながら「お邪魔します」と言って入った。



私はわけがわからないまま二人について行った。