私はアキより美優達を選んだ事になるのかな…


私は違うと思ったが、他の人はそう思うだろか。



私はある覚悟を決めてアキに話し始めた―…


『…ごめん…別れて。』


この一言にアキは驚いていた…


「はぁ?何でそうなるねん」


『今日あった事もなかった事にして。』


冷めた目をしながら言った。


「何やねん!!
そんなに店で働きたいんか!?」


違う…違うよ…

でも優しく言うと、いつまでもアキを苦しめる―…



『うん。働きたい。
お金ももらえるし、チヤホヤしてもらえるし。』

アキの目を見る事ができない私は下を向いたままアキを突き放すように言った。


「…何やねん…それ…」



あぁヤバイ。

泣きそう…



私は唇を噛み締めて言った―…


『私を守る為にマユと付き合ったって言ったけど、実は好きやったんちゃうん?』