「あのー…陸の彼女さんですか?」
私は思ったことがすぐ口にでるらしい。気づいたら馬鹿みたいなことを行ってしまっていた。
「「は?」」
そして、私以外の二人は私を冷たい目で見ながら同じ言葉を口にした。
…ですよね、はい!!!すいませんでしたね!!!馬鹿みたいなことをくちにして!!!
「お前何行ってんだ?」
陸は本当に驚いた顔をしながら私に向かってきた。
そ、そんなに真面目に驚かなくていーじゃん!!!なんて私は逆ギレしながら真顔の陸を思いっきり睨みつけた。
「翼ちゃん面白いね」
そんな私達をよそに、先生は一人だけクスクスと肩を揺らしながら笑っていた。
予想外の反応に、今度は私は驚いてしまった。
「あの…」
クスクスと笑い続ける先生に少しだけ苛立ちを覚えながら、私は先生に言葉を吐いた。

