｢ごめんなさい！実は違う学校に彼氏がいるの。でも、彼に迷惑とか掛けたくないからナイショにしてくれるかな？｣

と、上目遣いで言った。

｢わ、わかった。｣

｢本当にごめんね？安本くんはいい人そうだから、私よりいい人見つけられるよ！｣

｢あり、がとう｣

｢じゃあね！これからも友達としてよろしくね！｣

ガシッ

え？

私は後ろから抱きしめられた。

きもいんですけどー

｢俺、諦められないよ。佐倉の事本当に好きだし。｣

｢私を好きなら離してもらっていい？｣