俺は急いで真尋の家に向かった















ピンポーン












ガチャ












「おじさん!真尋は!?」











家からはおじさんが出てきた











「すまなかった!俺、ずっと颯くんに謝んなきゃいけないと思ってたんだ。」













「謝る?」












「これを真尋の机から勝手に取って隠してたんだ」











そう言ってある箱を出した











中を見てみると、真尋が前に使ってた携帯や、俺達とのプリクラや写真があった












「もしかしたら、このまま忘れたままの方が普通に颯くんと接しられるからいいんじゃないかって思ってて…でも違ったな。本当に悪かった」












「いえ…真尋の事を考えてやったことなら…あ!で、真尋は?」












「もう行ったよ」










「行ったってどこに!?」












「もしかして、真尋から聞いてない?」











「はい。でも、机にさようならって手紙があって…」