本当のキミ

「離してっ!井上くんの気持ちは嬉しいけど私は颯くんが好きなの!それと、記憶は戻ったの。でも、事情があって隠してるの。だから、お願い。誰にも言わないで。」














私は早口でそれだけ言って颯くんの後を追った














「ふ...千葉くんっ!!待って!」










私は歩く颯くんの袖を掴んだ











「どうした?」










「あ、いや...その...」










そういえば私...追いかけてどうすればいいんだろう










私は颯くんの事を振ったのに











なのに何を言えばいいんだろう










「あぁ、さっきの事?あれなら誰にも言わないから安心しろよ。幸せにな」









颯くんは笑顔でそれを言って行ってしまった










私は何も言うことが出来なかった











あんな風に傷つけておいて









なのに井上くんとの事誤解されないように追いかけて











私はなんなんだろう