本当のキミ

「だって、便利なパシリがいなくなったら面倒だからな。」


「はいはい、どうせ私はあなたのパシリですよー。」


「俺はもう帰りたい。早くしろ。」


このクソやろー





「失礼します。先生、これ終わりました。」

「おう、ありがとな。」

「じゃあさようなら。」


終わっちゃった

終わりたかったけど家に帰りたくない


「なあ、お前家どこ?」

「丘の台。あんたは?」

「俺も丘の台。」

「はぁ!?同じ?」

「送ってく。」

はぁ?

「あぁ、ごめん。私、家にまだ帰らないから。」

「こんな時間なのに?」

この時はもう6時だった

「家に帰りたくないの。」

「でも、暗いし危ないんじゃねーの?」

「何、急に。キモいんだけど。」