目を開けると白い天井
「真尋!真尋!」
「姉ちゃん!」
「真尋!」
「お父さん、お母さん、涼太...っっ」
なんか毎日見てたけど、久々に見た気がする
「真尋大丈夫か?」
「うんっ...お母さん、お父さん、涼太、ただいまっ」
「記憶...戻ったのか?」
「うん」
「姉ちゃんっ」
すると涼太が抱きついてきた
「よしよし。お姉ちゃんが帰ってきてそんなに嬉しい?」
「うるせーよ。前の方が優しくてよかった...」
「はぁー?もう...っっ」
「姉ちゃんなに泣いてんだよー」
「だって、なんか久々だなって思ったら...」
ドタドタドタドタ
この足音...
間違えるはずがない
颯くん...
会いたいっ