ズキッ






っっ




痛いっ









「真尋ーって真尋!?大丈夫か?」









「あ、千葉くん、大丈夫...ただ頭痛くなっただけだから...」











「じゃあ俺帰るからゆっくりな。じゃあな。」










「うん。ありがとうございます。」









「あの、大丈夫ですか?」








「え?あ、うん。」






隣のベッドの子が話しかけてくれた








「あ、私、中学2年生の井上麻里奈です。」







「私は高校1年生の佐倉真尋。よろしくね、麻里奈ちゃん。」










「うん!」








声も高くて、ほわほわしててすごく可愛い











私は麻里奈ちゃんとずっとおしゃべりをしたり遊んだりしていた





とても仲良くなった








「おーい、麻里奈ー。」








すると、高校生らしき男の人が入ってきた








「あ!お兄ちゃん!」








「よー麻里奈体調大丈夫か?」






「うん!」







麻里奈ちゃんのお兄ちゃんか