本当のキミ

日曜日___






ついにこの日が来た









よし!







「いってきまぁす!」





ドアを開けると






「よ!」



「え...なんで。」







そこには颯くんの姿が







「待ち合わせって駅じゃないの?」









「まあ、いいじゃん。行こ。」






私達は駅に向かって歩き出した




「ねぇ、なんで家の前にいたの?ねぇなんで?」



すると





聞こえないくらいの小さい声で






「少しでも長くお前と居たかったんだよ...。」




照れながらそう言った



「もー、颯くんす...」





私はつい好きと言ってしまいそうになった





言いたいけれど今日は言えない




「え?何?」




「ううん。なんでもない!行こ!」



だから




これ以上好きにさせないでよ





別れがきつくなる