お葬式の日。

私は久しぶりの彼女との再開となった。

でも、目の前にいる彼女はもう動かない。
前みたいに一緒に笑うことも出来ない。

彼女を見た瞬間、自然と涙が溢れだした。
自分でもどう仕様もないくらい泣き続けて、止まらなかった。

彼女との楽しい思い出が脳裏から離れなかった。
目の前にいる彼女はまるで別人だった。

その時私は、
『なんでこんなにも一所懸命な子が死んで、私みたいなろくでなしが生きているんだろう。
代われるものなら、私が変わってあげたい。
彼女には、たくさんの楽しいことや嬉しいことを経験して欲しかった。
この世界は、なぜこんなにも不公平なんだろう。』
と思った。

だから、その日私は彼女に誓った。

"この命絶対に無駄にしない"
"一度しかない人生、彼女のぶんまで楽しむ"