次の日――――――
『頭いった…』
いつも通りの朝。
『恋々奈!朝よー』
『うん…起きてるー』
タッタッタ
『おはよ。恋々奈…あら!どうしたの!?』
なにか様子が変だ。
『なに?なんか変?』
『顔が真っ青よ。?』
『あ、そーなんだ、頭痛いんだ。』
『今日は学校休みなさい。病院行きましょう。』
『うん。』
私は母の言う事をきき、病院へ向かった。
『こんにちは。どうしたのかな?』
優しそうなメガネの先生が優しく聞いてくる。
『はい。頭が時々ものすごく痛くなります。一瞬だけ。それでだるくて、顔色が悪いそうです。』
先生は驚いた顔をして私をレントゲン室に連れていった。
私は診察を終え待合室で待っていた。
母は、先生と話があるようだ。
はぁ…
泰ちゃんと心優に会いたい。