キーンコーンカーンコーン

一時間目の授業がいつも通り始まる。

なんだか体がだるいな――――

と思いつつ先生の話を聞く。


キーンコーンカーンコーン

1時間目が終わり休み時間になった。

私は我慢できなくて心優に伝え保健室へと向かう。


ガラッ
『あれ?先生〜?』
中には先生がいなかった。
多分職員室だろう。
『はぁ…しんど…』
と、ブツブツいい職員室に向かおうとしたら…

『恋々奈!!!!』

と保健室から、声が聞こえた。
この大好きな声。泰ちゃんだ。

久しぶりだから涙がでそうになった。

私は保健室に入りまわりを見渡した。

すると泰ちゃんは、ベットで寝ていた。

『お前具合わりーの?』
と聞いてくる。
『うん。ちょっと頭痛いだけ。泰ちゃんは?』
と私も質問を返す。
『あぁー笑おれはさぼりw』
『あ、そーなんだ。私、職員室に先生呼んでくるね。』
私はそういい、保健室を出ようとした。
『おい!!!!待てよ!』
と変わらない大きな声で呼び止められる。

心臓がドキドキしすぎて、やばい。
『(は?なに期待してるの!私!やめろやめろ!)』

『もうちょっとここにいろよ。体温だって俺が測ってやるから。ひとりじゃ寂しいんだよ…(´-ε-`)』

と能天気に言ってくる泰ちゃん。

『(は。?体温を泰ちゃんがはかる…?ひとりじゃ寂しい。?ここにいー…)』

ボン!!!!

私の心臓が爆発寸前だった。
ドキドキしすぎて声も震えてしまう。

『ははははぁ!?なに言っちゃってててんの?』

噛みまくる私。

『お前噛みすぎだろ!笑ん?顔真っ赤だぞ?熱あるんじゃね?』
と、近づいてくる泰ちゃん。
『ええええ?!?!?』
とパニクリまくる私。



コツン

と軽い音をたて、私の額になにかつめたいものがあたった。

目をあけると大好きな泰ちゃんの顔。

『お前熱あんぞ!絶対。なぁ……』
と泰ちゃんがこっちを見た瞬間目があった…