つぎの日―――

ザワザワ

何やらクラスがざわついている。
黒板が人で囲まれている。

どうやら〝なにか〟は黒板にあるようだ。

『うっうっ』と、心優の泣き声が聞こえてくる。

心優は、私に気づき心優を慰めていた子が私を睨む。
私は、心優に駆け寄る。

『心優。おはよう』
すると、心優を慰めていた子が私に言った。

『あんた、どんな神経してるの!!?あんなことしといてよく呑気に挨拶できるわね。たいして可愛くないのに。』

あんなこと?

『やめて。みかちゃん。恋々奈はなにも悪気はないと思うの。』
と、心優。

え、何?

人混みをよけ、黒板にたどり着く。




!!!!?
へ…?


なんで、この写真が…

私と泰ちゃんがキスをしている写真。

これ……どうしよう!?