君がくれた世界

私は2人から少し距離をとってその光景を眺めていた。
今の環境は2人のおかげ。芦田のおかげ。
好きな人や大事な親友に囲まれている。

風が頬をなでる。
私はフェンス越しに校内を見渡す。
ワントーン明るくなった世界。


「100%ー! に、しといてあげるよー!」


私がその光景を楽しんでいると、芦田の質問に折れたのか、優がやけになった声で言っているのが聞こえた。
ありがとう優。最高の数字だね。

君がくれた世界、キラキラ、ほわほわ、暖かい世界。