「え……? もう、友達じゃないの?」
俺と友達になってください、と言う突然の俺の言葉に戸惑いを隠しきれない花月。
「そうなのか……? 俺、仲いいだけの友達じゃなくて、俺、もっと花月のこと、知りたいっ!!」
そう、“その他大勢”の友達じゃ嫌なんだ。
もっと、近い存在になりたい。
花月の顔は変わらず驚いたままだ。
「あ、迷惑ならいい、です……」
……ちょっと押しすぎてしまっただろうか、うざかっただろうか。
花月は固まったままだ。
「――いいに決まってんじゃんっ!」
ようやく口を開いた花月の顔はもう驚いていなくて、笑顔だった。
「……!」
なんだよ、儚い笑顔の次は、満面の笑みとか…。
なんかはずい。
「……でも、期間限定かもしれないよ?」
「え?」
――期間限定……?
一定の期間を過ぎちゃうと、友達じゃなくなるのか?
「私の気持ちは長続きしない。心友って言われても、ある程度一緒にすごしたら、どうでもよくなってしまう……」
そう言う花月の表情は曇ってて、今にも泣きそうで。
「いいぜっ、それでも!」
泣きそうな顔なんて見たくなくて。
「え?」
想定外の言葉、そんな顔をしていた。
「気持ちが長続きするぐらいの事してやるよ!」
期間限定とか関係ない。期間限定で終わらないような友達になってみせる……!
「……うん。まぁ、期待してるよ」
そういった顔は、かかってこい、そんな感じだった。
俺と友達になってください、と言う突然の俺の言葉に戸惑いを隠しきれない花月。
「そうなのか……? 俺、仲いいだけの友達じゃなくて、俺、もっと花月のこと、知りたいっ!!」
そう、“その他大勢”の友達じゃ嫌なんだ。
もっと、近い存在になりたい。
花月の顔は変わらず驚いたままだ。
「あ、迷惑ならいい、です……」
……ちょっと押しすぎてしまっただろうか、うざかっただろうか。
花月は固まったままだ。
「――いいに決まってんじゃんっ!」
ようやく口を開いた花月の顔はもう驚いていなくて、笑顔だった。
「……!」
なんだよ、儚い笑顔の次は、満面の笑みとか…。
なんかはずい。
「……でも、期間限定かもしれないよ?」
「え?」
――期間限定……?
一定の期間を過ぎちゃうと、友達じゃなくなるのか?
「私の気持ちは長続きしない。心友って言われても、ある程度一緒にすごしたら、どうでもよくなってしまう……」
そう言う花月の表情は曇ってて、今にも泣きそうで。
「いいぜっ、それでも!」
泣きそうな顔なんて見たくなくて。
「え?」
想定外の言葉、そんな顔をしていた。
「気持ちが長続きするぐらいの事してやるよ!」
期間限定とか関係ない。期間限定で終わらないような友達になってみせる……!
「……うん。まぁ、期待してるよ」
そういった顔は、かかってこい、そんな感じだった。


