ファンタジーは裏切った

「う、ううん!嬉しい!」


初めてD王が 微笑んだ…
気がした


D王の目は 少し金色がっかった
ように 見えた…
気がした



『だって 俺様はこの学校の
生徒ですから』




えーーーーーーーーー!?

あ、ありえないー!
じゃあ いままでのは
なんだったの!?


「宮殿を 管理して 住んでいるのって
嘘!?」

『もちろん 嘘です』


D王は 全く表情を変えない


「じゃあ ゴーストを使って
ヒトに迷惑かけたり しないよね?」

『それは どうでしょうか?
ゴースト育成部のプライドが
ありますから』


ゴースト育成部は戦闘部と
少し似ている。
戦闘部で 捕獲したゴーストを
育成部が仲間にする




Bちゃんの能力は
予知と ゴーストの捕獲だから

ウチ 以上に育成部と
繋がりが あるかも



「てゆーか、だったらなんでウチの
記憶を 消そうと したの!?
代わりにBちゃんはリルダオの
記憶が 無くなっちゃったんだよ!?」


ウチは半泣きで 訴えた

『そうでしたか
分かりました
“メモリー!リバイブ アゲイン
我に再び 力を”』


D王はBちゃんに
魔法を唱えた
すると


「うわー!思い出しター!」
と 言って
Bちゃんは ウチの後ろに
サッと 隠れた


ウチは 安心した
「よかったーー!
Bちゃん!
記憶 を 取り戻したんだね!!」


しかし D王は なんか 不満そうな顔。
どーしたんだろう?

『記憶を 取り戻したのは いいのですが

2人は この後 能力のコントロールの練習をする 予定だったのでしょう?

なにを どうするのか 考えていたのですか?』


そーいえば そうだ!
Bちゃんの記憶が 戻ってなければ
能力を 発動できなくても コツを
覚えて 貰えれば じゅうぶん

だと、思ってたけど

実際のところ なにを
するのか まったく きまってない


「どうしよう」
「どうしヨウ」


ウチとBちゃんの声が綺麗にはもった。

『ならば 俺様が 教えてあげても
かまいませんが?
お嬢様の方が 俺様より
強いですがね』