ファンタジーは裏切った

やっとここでウチは強烈な
魔力を 感じた


でも、遅すぎた

手遅れだった


すぐ側まで 宮殿が迫ってきた
大きな風が 吹いた



『私は北の宮殿の主でございます』


風とともにそこに現れたのは
真っ黒の目と 少し長い髪の同い年程の少年