ファンタジーは裏切った

ウチって…

ウチの記憶って

どうなっちゃったんだろ?

ううん


どうも なってないはずだよ?


でも、なにかを 忘れてる…






ん?

先生が ウチと D王の 席に
わざわざ 来てる!?


先生は ウチらを 見ると

「2人とも 凄いわね!
とても 強力な 力を感じる」

と、言って 目を閉じている

そんな 魔力 感じるかな?


「流石は リルダオ1
いや、宇宙1の 魔法使いの
娘さんよね!」


「いや、そんな こと全然ないです!

第1、父のことを 知ったのは
最近ですし

父とは 違う 立派な 魔女に
なることが 夢なので


ウチ…じゃなくて
私なんか より
強い生徒 だって きっと
山ほど います

D王…じゃなくて Dくん
なんて 部活で 1番 強い
んです!

Cくんも とっても
強いし

Bちゃんは テストで
ウチに 差をつけて 1番なので…」

本当、みんな 凄いよ

ウチなんて、全然
たいしたことないから


ほっといてよ

パパが こんな強い魔法使い
だなんて この前知った ばかり



「Aちゃん
今、この学校は あなたが
1番 優秀な 魔法使いですよ

でもね Dくんを 頼りなさい」


D王は 目をまん丸にした

多分 ウチの目も そうなってると
思う