ファンタジーは裏切った

更衣室の行き方は
よくわかんないから 瞬間移動で
行った

すると もうすでに Bちゃんは
来ていて ウチの魔術服に
驚いた みたい

Bちゃんは偉いなー

学校の 魔術服着てるんだもん

でも 周りは ウチを見てか

“こんど 魔術服買いに 行きたいな”
なんて 話題で 持ちっきり

でも 話題は もう一つ


それは 一カ月後のバレンタイン♡

ウチはBの隣まで 行って
バレンタインの話を 始めた

「Bちゃんはさ
バレンタインどうするのー?

誰かに あげたり するー?」


「私は ど、どうしヨぅ」

おっ? その顔は 誰かに
作るのかなー?

Cくんかなー?
そんな 気がする


「私は Aちゃんに あげるヨ
部活の 女子にも 作りたいと
思っていマス

Aちゃんは 前に美味しいケーキ
作って くれたよネ?

一緒に 作らナイ?」

うん! 作る作るー!

って 女子だけじゃないでしょ?

男子には?

ウチが 男子にあげるのか 聞くと
Bちゃんから Aちゃんは
どうするのか 聞かれちゃった


ウチは 誰に あげたいんだろ?
D王…

ないないないないー!

あんなやつ 1人で
支配してるゴーストと一緒に
チョコでも 食べてろー!

と、とりあえず Bちゃんの
問いに 答えなきゃ
「うーん
ウチは…
どうしよぅ
あげたい人が いなーーーい」

本当?
本当に D王に あげなくていいの?

で、でも ウチが あげた ところで
受け取ってくれるかも
わかんないんだし

あんなやつ…
ウチの記憶を はじめ 消そうとして
Bちゃんの記憶を 消した やつ

そう言えば どうして
そんな 事、したんだろう?


しばらく 考えていたら Bちゃんが
話だして くれた

「Aちゃんサ
このまま だったら 取られちゃうヨ
D王は あんな やつでも
顔は かっこいいし 意外と
優しい ときも あるシ

渡して みるべき ダヨ」