僕を見下すように広がる青空。 目の前は暗く寒い現実。 頭上では僕の心と真逆な青く澄んだ空が浮かんでいる。 そして僕はため息をついた。 でも、ため息だけじゃ足りなくなった僕はまた一つまた一つと生きてる証を腕に残す。 僕の名前は赤城空(あかしろそら)。 いまいるビルの屋上から見下ろすと新たな世界が広がっている。