嬉しさのあまり勢い良く昴に抱きついく。 昴は少しバランスを崩して抱きしめてくれた。そして耳元で 「この花の名前はスターチスって言うんだ。」 一気に頭の中でハテナが浮かんだ。何を言いだすのか全くわからなかった。 そんなあたしをみて昴は続けてプロポーズとおなじくらい甘い言葉を囁いた。 「花言葉は変わらぬ誓い、永遠に変わらぬ心。だよ?」