「じゃあな、助かった。さんきゅ。」 「ううん、…またね」 お互いがお互いに手を振る。 一人はいつも通りの柔らかな笑みで。 一人は素っ気なく手を振りながらも口元には同じ様に笑みを浮かべて。 校門の前には教師が二人立っている。 雨雲は、もうそこまで近づいていた。