最初で最後のセレナーデ






——一人で、大丈夫なのか?」



声のトーンを落としつつ尋ねる。
夜弥はその瞬間、眉を下げて俯いた。



「…大丈夫よ、本当に心配性なんだから。」


困った様な笑みを浮かべて小さく呟く。
車内の空気が重くなると同時に、二人の気分も重くなってしまった様で。