「はぁ…はぁ…またこの夢か……って、え?」 あの夢にうなされて起きたら知らない女が俺の目の前にいた。 「えっとー、君だれ?」 と、優しく聞いてみた。なのに… 「山下葵。」 と、ぶっきらぼうに答えられた。 「(ちっ、なんだこの女、愛想悪ぃな…) 初めましてだな。俺は、三浦龍臣。」