「あ、」 「…あ?」 「あった」 ん?今なんて言った? ちょっとばかりバカな脳を働かせてみる あった…? アッタ? あったのか?ケーキが…?? ?マークだけが、あたしの空っぽの頭の中を占領した 「あった。ケーキ…」 少し考える あぁ、あったのか。高橋くんの鞄の中から遂にケーキが発見されたのか… 完全に今の現状を理解したあたしは、 「……………ギャャャャー!!やめて、見せないで!」 グチャグチャのケーキとか見せられても 気持ち悪いだけだし、 それが鞄の中に入ってたとか怖いから。