「優希ちょっと降りてらっしゃい」


母が1階から読んでいる。


(なんだよ、こんな朝早くからなんだよ)


俺は、布団から出よた。


体が一瞬で冷える


(寒!)


俺はまた布団に潜った。


しばらくたっただろうか階段から誰かが上がってくる。